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2011.3.11

街路灯:危険度高い146基 県の安全点検結果 静岡(毎日jp)

街路灯のポールが折れ、作業員が死亡した事故を受け、県は所有施設にある街路灯や看板などの検査結果を発表した。計8454基を4段階で評価した結果、危険度が最も高い「A」は146基あった。いずれもすぐに倒れる状態ではないが、腐食の激しいものから順次撤去する。法律上、街路灯に点検義務はなく、県が県内全域で街路灯の安全性を点検したのは今回が初めて。

事故は1月21日、富士市内で起きた。男性作業員が街路灯の鉄製ポール(高さ5メートル、直径8・6センチ)に脚立を立てかけ、電球を交換していたところ、ポールが根元から折れ地面に落下。頭を強く打って死亡した。富士署によると、根元はさびていたという。

県によると、調査では、さびが著しいものを「A」▽さびがある「B」▽塗装に傷「C」▽異常なし-の4段階で評価した。

「A」にあたる146基のうち、腐食が激しい19基については周囲への立ち入りを禁止し月内に補修、撤去する。残りも4月以降、順次補修し「B」以下は年1回の定期点検の実施を検討する。

(2011年3月5日 毎日jp)

2011.3.4

遊具ある施設の8割、安全対策を強化 コースター事故後(asahi.com)

東京ドームシティアトラクションズのコースターで起きた転落死事故で、国土交通省は2日、全国の遊園地の安全対策の状況をまとめた。コースターや回転ブランコのような遊具のある全国199施設のうち8割近くが、事故後にマニュアルを見直したり、安全講習会を開いたりして安全対策を強化していた。

シートベルトや安全バーを使う遊具がある遊園地や動物園、百貨店などの対応を自治体を通じて調べた。157施設が事故後に対策を取ったと回答。37施設は冬季休業や改修工事で休園中だが、今後、対策を取ると答えた。事故前から安全確認を徹底しているため新たな対策は必要ないと答えたのは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(いずれも千葉県)、池田動物園(岡山県)、祖谷(いや)ふれあい公園(徳島県)の4施設だけだった。

東京ドームの事故では、従業員向けのマニュアルに、安全バーの確認を手で行うよう方法まで指示した記載はなかった。この点を踏まえ、同省の今回の調査では、マニュアルの記載をより詳細にする施設が目立ったという。

(2011年3月2日 asahi.com)

2011.3.4

三田市教委:小学校や幼稚園の遊具3割を改修 来年度から 兵庫(毎日jp)

三田市教委は来年度から3年掛け、小学校や幼稚園にある遊具の約3分の1を、新しく取り換えたり大規模修理することを決めた。昨年度に行った定期点検で、国の新たな安全基準を満たさない遊具があったためで、市教委は「子どもたちに安心して遊んでもらえるようにしたい」としている。

滑り台やのぼり棒などの遊具は、市立小学校20校で計207台、幼稚園10園にも計80台がある。こうした遊具は日常点検のほか、市教委が3年ごとに専門業者に依頼して定期点検している。

08年度に国土交通省は遊具の安全基準を改定。この基準に照らしたところ、約90台の遊具で挟み込み危険などが指摘され、大幅な修理や新しい物への取り換えが必要となった。

市教委は11年度、例年の約3倍の計約560万円を掛けて、鉄棒や滑り台など遊具計約30台を改修する。これほど大規模な改修計画は初めてで、市教委は「これまでも老朽化した遊具の取り換えや修理をしてきた。大きな事故は起きていないが、より安全に配慮したい」としている。

(2011年3月1日 毎日jp)

2011.3.4

事故:ゴールポスト倒れ、小学3年男児けが 島田市、治療費など支払う 静岡(毎日jp)

島田市が管理するスポーツ広場で昨年末、サッカーのゴールポストが強風で倒れ、近くで遊んでいた小学3年生の男児(9)に当たる事故があったことが21日わかった。男児は右ひざに打ち身と擦り傷を負い、全治約2週間と診断された。市は今月3日、男児に治療費と見舞金約2万1000円を支払った。

市によると、男児は昨年12月31日午前11時ごろ、同市岸の「岸スポーツ広場」で友人数人と遊んでいたところ、けがをした。市は同日、事故を把握し1月4日、男児の自宅を訪ねて謝罪したという。

(2011年2月22日 毎日jp)